花菖蒲についてと1週間ほど前に小岩菖蒲園へ行きました

日常

1週間ほど前に小岩菖蒲園に行きましたが
残念ながらピークを過ぎていました。
今年度も「小岩菖蒲園まつり」は行われませんでした
時期が遅かったということもあると思いますし
6月3日に雹が降ったという影響もあったのかもしれません
小岩菖蒲園の開花状況 Irises – おしらせ – 水とみどり・花の情報 – 公益財団法人 えどがわ環境財団 (edogawa-kankyozaidan.jp)

今回は引用ですが「花菖蒲・あやめ・かきつばた」の違いについてや
花菖蒲の「江戸系・伊勢系・肥後系・長井系」の特徴についても書きました
写真は小岩菖蒲園で撮影したものになります

花菖蒲・あやめ・かきつばたの違いについて

「東京花菖蒲会」のサイトを引用させて頂きました。
詳しくは下のサイトをご覧ください↓↓↓
花菖蒲について – 東京花菖蒲会 (tokyoiris.com)

花菖蒲あやめかきつばた
アヤメ科の多年草アヤメ科の多年草アヤメ科の多年草
葉の
見分け方
葉の中心に太い線がある葉に太い線が無く
ペラペラしている
葉の幅が広い
育つ場所湿地帯
水が無くとも
湿り気のある所
普通の畑で乾燥地水の中
時期6月5月5月
備考花菖蒲は葉に臭いが無い
半日以上日の当たる所に
置かないと花は咲かない

続いて菖蒲園に行きますと品種名が書かれた札があったりしますが
品種名の他にも江戸系・伊勢系・肥後系等が書かれています
その違いも引用させて頂きました

江戸系
江戸ではハナショウブの栽培が盛んで、江戸中期頃に初のハナショウブ園が
葛飾堀切に開かれ浮世絵にも描かれた名所となりました
旗本 松平定朝(菖翁)が60年間にわたり300に近い品種を作出し
名著「花菖培養録」を残しハナショウブ栽培の歴史は
菖翁以前と以後で区切られます
こうして江戸で完成された品種群が日本の栽培品種の基礎となりました

花びらの間に隙間がある三英咲きが多く江戸っ子好みのキリっとした
粋な感じを持つのが特徴です
また庭園などに群生させて楽しむ目的をもって改良されてきたため
病気や直射日光に強く栽培も容易で見事な群生美を見せます

伊勢系
現在の三重県松阪市を中心に鉢植えの室内観賞向きに栽培されてきた品種群です
伊勢松坂の紀州藩士 吉井定五郎により独自に品種改良されたという品種群です
昭和27年(1952年)に「イセショウブ」の名称で三重県指定天然記念物となり
全国に知られるようになりました

花弁はちりめん状で深く垂れる三英咲きで女性的で柔和な感じの印象を与えます
鉢植え栽培を主とし葉と花が同じ高さにまとまることが特徴です

肥後系
現在の熊本県を中心に鉢植えの室内観賞向きに栽培されてきた品種群です
肥後熊本藩主 細川斉護が藩士を菖翁のところに弟子入りさせ
門外不出を条件に譲り受けたもので「肥後六花」の一つです
(肥後六花:肥後椿・肥後芍薬・肥後花菖蒲・肥後朝顔・肥後菊・肥後山茶花)

満月会によって現在まで栽培・改良が続けられています
菖翁との約束であった門外不出という会則を現在も厳守している点が
他系統には見られない習慣です。しかし大正に会則を破り
外部へ広めてしまった会員がおり
現在では熊本県外の庭園などで目にすることができます

草丈は低めで花は堂々たる大輪で花弁が僅かに重なり合う六英咲きが多く
花、葉とのバランスもよく男性的な風格を備えているのが特徴です
しかし雨風に弱く群生美の点でやや劣る欠点がありますが
肥後系の特徴を生かし庭植えでもよく咲き競う優れた品種が作出されています

長井系(長井古種)
山形県長井市で栽培されてきた品種群です
昭和37年(1962年)三系統いずれにも属さない品種群が確認され
長井古種と命名されたことから知られるようになりました
江戸後期からの品種改良の影響を受けていない少なくとも江戸中期以前の
原種に近いものと評価されています現在34種の品種が確認されています
長井古種に属する品種のうち13品種は長井市指定天然記念物です

江戸系より古い時代に栽培されたもので古種系とも呼ばれています
草丈が高く花形も小さく野性的であるが花色が変化に富み
清楚な美しさがあるのが特徴です
(長井系の写真は撮っていなくてスイマセン)

その他
札が無かったもしくは気付かなかったや
全体的なものやその他的なものを宜しければ御覧ください

オタマジャクシも沢山いました

今回は長くなりましたが最後まで御高覧頂きありがとうございます。

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